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  • 紅音久遠

[C92]コミケで初めてサークル参加してきました。


C92終了から約10日、いまだに興奮冷めやらぬ紅音久遠です。

当日はたくさんの方が私たちの制作したゲームに興味を持ってくださり、ありがとうございました。

今日はコミケ当日の様子や、サークル参加にあたり展示したものなどを書いていきたいと思います。

その前に…。

・『→Quantize_』って何モノ?

私たち『→Quantize_』は主にノベルゲームを制作しているサークルです。

シナリオ、プログラム担当の紅音久遠と、音楽・ビジュアルデザイン(ロゴやポスター、Webのデザイン)担当のtai_の2人がメンバーです。

私たちは2017年3月1日に『世界で一番悲しい笑顔』というフリーノベルゲームを公開しました。

ストーリーとしましては、パチンコ中毒の主人公が、とある一人の少女と出会うことによって人間的に成長し、生きる意味を見つける物語です。

↓ふりーむ!様にて全編無料公開されていますので、気になった方は是非プレイしてみてください。

『→Quantize_』として発表した初めての作品になりますが、『おすすめ同人紹介』のみなみ様が主催する、『同人ゲームオブザイヤー2016』の泣き部門、作曲部門にノミネートされるなど、評判は上々。

しかしながら知名度はほとんどありません。

そんな中で、何を血迷ったのかコミケサークル参加することになりました。

・C92前日(8/10)

サークル参加が決定してから2ヶ月ほどが経ち、いよいよC92前日。

今回、音楽、ビジュアルデザイン担当のtai_が一身上の都合により参加できず、当日は私紅音久遠と、友人のMOZIGの2人での参加となりました。

前日に信州の秘境より新幹線で東京入りし、MOZIGの家に行き、当日の準備を軽くしてから就寝しました。

……

……

……ダメだ、眠れねえ!

コミケの緊張感とMOZIGのイビキで眠れません…。

結局起床時間5時半までに30分ほどしか眠れませんでした……。(寝てないアピール)

・C92当日(8/11)

いよいよコミケ当日!

MOZIGの家から電車を乗り継いで会場である国際展示場駅に向かいます。

小一時間ほどで国際展示場駅に到着しますが……。

人多すぎぃいい!

8時に到着しましたが、駅のホームから出口に行くまで10分はかかりました……。

その後は案内図に従い、人混みをかき分けてサークル入場口に向かいます。

結局サークル入場口についたのは8時30分でした。

サークル入場は9時までなので、余裕を持って会場に向かいましょう!!

入場口で事前に郵送されてくるサークルチケットを渡して会場に入場します。

当然ですがここでサークルチケットを渡さないと会場に入場できません!!

絶対に忘れないようにしましょう!!

会場入場後、私たちの配置がある東7ホールに向かいます。

こちらではすでに多くのサークルが準備を進めており、いよいよコミケにやってきた!という感じ!

私たちの配置は東こ07a

会場マップを頼りに配置場所に向かいます。

いろいろな場所をうろちょろした後、ようやく配置場所に到着!

お隣様に挨拶をし、早速準備にとりかかろうとしますが……。

めちゃくちゃ暑い……。

夏のコミケは地獄だと友人に聞いていましたが、本当でした……。

当日は曇天で気温も低かったのですが、タオル、うちわ(扇子)、冷えたドリンクは必需品です!!

今回はサークル入場口に向かう途中で、たまたまもらった『』のうちわがとても役に立ちました。

すごい暑さの中設営を行っていると、なんと可愛い2人組のお姉さんに声をかけられました!

もしかして当サークルのファン!?

お姉さん「コミケスタッフです。見本誌の提出をお願いしまーす(^^)」

紅音久遠「……あ、ハイ。少々お待ちください(;^_^A」

……そうなんです。コミケにサークル参加する場合、見本誌(私たちの場合ディスク)を提出しないといけないのです!!

ちなみに、見本誌には見本誌票というシールを貼らないといけないのですが、これは『サークル参加申込書セット』についています。

無くてもスタッフの方がくれると思いますが、スムーズな進行のためあらかじめ貼っておきましょう。

そんなわけで、用意していた見本用ディスクをお姉さんに渡し、設営を続けます。

……約15分で設営が完了!こんな感じになりました。↓

(各掲示物の詳しい説明は後ほど)

ちなみに今回配布したのは3月に公開した『世界で一番悲しい笑顔』のデータを焼いたDVDのみです。

ゲーム自体がフリーゲームですので、頒布も無料で行うことにしました。

設営が完了してしばらくすると、ノベルゲームレビューサイト『M.Mの部屋』M.Mさんが挨拶にきてくれました!

Web上ではなく、実際に会って作品の感想を言っていただいたのは初めてなので、すごく嬉しかったです。

この頃には会場の気温に馴れたのか、暑さは感じなくなっていました。

むしろ、大きな扉が空いているので、風が入ってきて涼しいくらいでした。

ほどなくして時刻は10時、開催のアナウンスが始まり、拍手が沸き起こります!

そして流れ込んでくる人、人、人!

……しかし、こちらは皆同じ東7ホールに出展していた叶姉妹の待機列の方々です。

それにしてもすごい人気でしたねえ……。

叶姉妹待機列が入場すると、他の参加者の方々も続々とやってきました。

そして!!

なんと私たちのサークルにも参加者の方がやってきてくれました!

しばらく展示品を眺めた後……

「あの~、1部いただいてもいいですか?」

紅音久遠「もちろんです!お持ちください!」

開始5分くらいで1部お渡しすることができました!

なにせ公開から半年もたっているし、無料でダウンロードもできるので、10部配れれば御の字と考えていたので、幸先のいい出だしです!

ちなみにゲームは30部用意してきたのですが……この枚数は完全に読み間違えていました。

なんと、その後も続々と私たちのサークルに参加者の方々がやってきます!!

あれよあれよとお渡ししている内に、残りは1枚!!

そして、開始から90分たった11時30分、あっという間に無料配布分が終了してしまいます!

本当に予想以上の反応で驚きました……。

私たちはコミケ参加の告知をほとんどしていなかったので、実際にサークルにやってきて、ディスプレイをみて興味を持ってくれた方が多かった気がします。(後述しますが、サークルディスプレイには結構こだわりました。)

無料配布分終了と同時くらいに『おすすめ同人紹介』みなみ様が挨拶に来てくださいました。

どげざ2016では素晴らしいプレゼンありがとうございました!

次回作もノミネートされるようにがんばります!

さて、無料配布分ディスクは全て終了してしまったのですが、実はディスクに入れたジャケット(裏面に作品の紹介、私のコメントが書いてあります)は20部持ってきていたのです。

これは、本来50部ディスクに焼いて持ち込む予定でしたが、めんどくさくなって焼かなかったディスクに入れる予定のジャケットです。

頒布物が何もないのはマズイので、これを頒布することにしました。

さすがにこれを持って行く人は少ないだろうと思い、ジャケット頒布開始のタイミングでスペースにMOZIGを残し、私は知り合いのサークル、気になっているサークル様のゲームを買いに行くことに。

会場をうろついて、次回作のイラストレーターさんに挨拶したり、気なっているサークル様のゲームをかったり、艦これ霞の可愛いコスプレイヤーを凝視したりしてスペースから一時間ほど離れていると、MOZIGからメールが。

MOZIG「ジャケットあと8枚しかない」

紅音久遠「マジですか……」

なんと、持ってきたジャケットも残りわずかになってしまいました!

今から戻るとメールをして東7ホールに戻ることにします。

急いでサークルスペースに戻ってみると……

ジャケットもあと1枚しかありません!!

本当に頒布物がなくなってしまいました……。

さすがにそれはマズイと考えて思いついたのが、ジャケットをコピーして頒布するというアイデア。

見た目は悪いですが、何もないよりはマシと考え、会場内にあったコンビニにジャケットをコピーしに向かいます。

……人混みをかき分け、20分かけてコンビニに到着。

しかし!ここで問題が!

コンビニには長蛇の列ができており、参加者の方々が入店を待っている状態でした……。

並んでもよかったのですが、入店までに1時間くらいかかりそうだったので、仕方なく戻ることにしました……。

サークルスペースに戻った後、断腸の思いで『無料頒布分終了しました……』と手書きで記載した紙を置きます……。

これぞまさに『何もないから俺の顔見て帰れ!』状態です……。

さすがにコレが効いたのか、これ以降サークルスペースに来る人は激減……というか知り合いしかいなくなりました。

コミケは午後が稼ぎ時と何処かで見た気がしたので、すごくもったいない時間でしたねえ……。

……そして時刻は午後3時、ここで何かあった時のために無料頒布ディスクを3部用意しておいたのを思い出します。

この時間からは何も起こらないだろうと思い、この3枚も頒布することにしました。

手書きの頒布物終了の紙を取り、ディスクを3枚カゴに入れます。

すると……。

なんと5分で3枚の頒布が終了しました!

やっぱり何も頒布物がないのはダメですね……。

色々なことを学び、3枚の頒布物が無くなった時点で撤収しました……。

何はともあれ、今回のサークル参加は本当に楽しかったですし、創作意欲も上昇しました!

サークル参加したことのないサークル様は絶対参加するべきです!

私も次回も必ず参加したいと思いました。

・まとめ

ここで、私がサークル参加して感じたことをまとめておきたいと思います。

①時間に余裕を持って行動!

会場はものすごい人です!

思った以上に移動に時間がかかるので、入場時間などに間に合うように、時間に余裕を持って行動しましょう!

②無料頒布はみんなもらってくれる!

タダより安いものはない!

無料頒布は多くの人が興味を持って持って行ってくれます!

これが100円になっただけでも相当頒布数が変わると思います……。

③頒布物は多めに用意!

何も頒布する物がなくなると、やることがなくなります!

せっかくサークル参加出来たのですから、時間を無駄にしないためにも頒布物は多めに持ち込みましょう!

⑤基本的にこちらからは話しかけない!

今回、ディスプレイを眺めている方に積極的に話しかけることはしませんでした。

30秒ほどディスプレイを眺めていた方にのみ「無料ですのでお持ちください」と軽く声をかける程度です。

どこかのブログで見たのですが、服屋で店員に話しかけられるのが鬱陶しいのと同じで、ディスプレイを眺めている最中に話しかけられるのも鬱陶しいと思ったからです。

⑤スペースのディスプレイは重要!

結構こだわったのがディスプレイ。

やはりビジュアル面はかなり重要でした。

詳しくは↓をご覧ください。

・今回展示した物

最後に、今回展示にした物を紹介します。

サークル参加を考えている方の参考になれば幸いです。

大前提として、暗幕(机に敷く物)は必須です!

机むき出しだと非常に安っぽい感じがします……。

足下が隠れる長さの物だと荷物も隠せます。

↑今回はこの幅110cm、長さ160cmの暗幕を使用しました。

幅110cmはコミケのサークルスペースと同じサイズなので、最適でした。

①サークルカット

コミケのカタログ(web版)に登録したサークルカットです。

自宅でA4サイズに印刷した物を、↓のディスプレイ什器を使って掲示しました。

コミケのサークル配置は非常に分かりづらく、個々のスペースに配置場所が書いてないので、サークルの場所がわかりやすいように配置しました。(厳密にはあらかじめ机の中央にサークル名が書いてあるのですが、暗幕で隠れてしまううえ、小さくて分からないです)

今回はコレとポスターで参加者の方の興味を惹けたと思います。

↓デザインはこちら

②『世界で一番悲しい笑顔』紹介パネル

A4サイズの紙に、今回頒布した『世界で一番悲しい笑顔』の簡単な紹介を書きました。(これも自宅印刷)

コミケでは多くのサークルを回る人が多いと考え、デザインは出来るだけシンプルにし、最低限の事のみ記載しました。

ポスターで興味を持った方が、このパネルを読んでディスクを持って行く……というパターンが多かったです。

ちなみに額縁、イーゼルは100均で買った物を使用しました。

↓デザインはこちら

③『世界で一番悲しい笑顔』無料頒布ディスク

今回の頒布物です。

↓のディスクにゲームデータを焼き、ジャケット(説明文付)を不織布ケースに入れ、100均で買ったA4サイズのカゴ(?)に入れました。

数は30部用意しましたが、全然足りませんでした…。

コミケの勢いなら100部以上あっても大丈夫かも?しれません。

ジャケットの印刷は印刷通販プリンパッ!様にやっていただきました。

値段は表面カラー、裏面モノクロで50部2600円くらいでした。

↓表面デザインはこちら

美羽ちゃんかわいい……。

④新作『ラビっとはーと!』告知パネル

9月公開予定の『→Quantize_』二作目のノベルゲーム『ラビっとはーと!』の告知パネルです。

今回の頒布品だけではなく、作品を継続的に作っているアピールになったと思います。

実はコレ、当初はロゴのみのパネルだったのですが、前日の夜に急遽キービジュアルに変更して印刷したので画質がよろしくないのです……。

この告知パネルと後述の価格パネルは↓の5mm厚の発砲スチロールパネルに貼り付けて立体感を出しました。

サイズは適当で(おぃ)、同じく100均の適当な大きさのイーゼルにおいています。

↓デザインはこちら

新作もご期待下さい!

⑤価格パネル

頒布物価格をお知らせするパネルです。

これがないと頒布物の価格がわかりませんので、必需品です。

私たちの場合は無料ですので、美羽ちゃんのイラストと一緒に『ご自由にお持ちください』と記載しました。

サイズは縦は適当(おぃ)、横はA4サイズです。

↓デザインはこちら

美羽ちゃんかわいい!

⑥サークル配置場所案内

サークルロゴに、当日の配置場所を記載した紙です。

両面テープで暗幕に貼り付けてあります。

サークルカットが貼ってあればこれはいらないかも?しれません。

↓デザインはこちら

⑦ポスター

今回最も重要だったと感じたのがこのキービジュアルポスターです。

このポスターを見て近くに寄ってくる人が多かったと思います。

キャラデザ、イラストを描いていただいた三奈宮みあ様、本当にありがとうございました!!

本当は机ではなく、後ろに什器を立てて掲示したかったのですが、什器の価格が高いために断念……。

サイズはA2サイズでインパクトはかなり大きいです。

印刷はビスタプリント様に印刷していただきました。

価格は1300円ほどで格安でした。

あるとないとでは大違いだと思いますので、サークル参加される方は是非作成してみてください。

今回は↓の両面テープで貼り付けました。

この両面テープ、粘着力が強いのに使用後は結構簡単に剥がせるのでオススメです!

↓デザインはこちら

美羽ちゃんかわ(ry

⑧その他

余談ですが、サークルスペースは110cmしかなく、かなり狭いです。

パイプ椅子2個がギリギリ入る大きさなので、移動も大変です。

参考までに……。

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました!


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はじめまして。 同人ゲームサークル『→Quantize_(クオンタイズ)』のシナリオ他雑務担当の紅音久遠(アカネクオン)と申します。 こんな無名の訳分からんサークルのホームページをご覧頂き、ありがとうございます。 当サークルではひっそりとノベルゲームを製作していく予定です。 現在、『世界で一番悲しい笑顔』というフリーゲームの製作をしています。 完成度は95%くらいで、残りは細かい修正、調整、イラス

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